ハチの巣と触媒!?

エンジンから吐き出される排気ガスを効率よくきれいにするために、触媒はたくさんの細かい穴があいている、ハチの巣(=ハニカム)のような形をした筒の壁に固定されています。細かい穴の中を排気ガスが通り抜けていくうちに、排気ガス中の有害な物質が壁に固定されている触媒(貴金属)とぶつかって、無害な窒素や二酸化炭素と水に分解されていくのです。自動車の中の狭いスペースにできるだけ多くの触媒を積み込むために、この穴は出来るだけ細くしてあります。筒に強く息を吹きかけると筒の反対側から吹きかけた息が出てくるのがわかります。筒はセラミックス(焼きもの)で出来ています。落とすと割れちゃうので注意!!